不動産・建築用語集

  • 利子補給

    自治体が住民の住宅取得を促したり、企業が従業員の住宅取得をバックアップしたり、国や自治体が災害の被災者の住宅再建を応援する時などに、住宅ローンの金利の一部または全部を負担すること。補助金と同様の効果がある。

  • リシン掻き落とし

    大理石等を細かく砕いた石を混ぜたモルタルを塗り、固まらないうちに表面を金具で掻き落として粗い面に仕上げる方法。昔、ドイツから輸入していた壁材料から取られた名前。

  • リバース・モーゲージ

    持ち家などの居住用資産を担保として、生活資金の融資を受けるもの。長期生活支援資金または逆抵当融資ともいう。自宅を担保に自治体や金融機関から融資を受け、死亡後に担保物件を処分して借入金を一括返済する。一生自分の家に住み続けられるのが特徴で、持ち家がありながら十分な現金収入がない高齢者から注目されている。

  • リビング階段

    リビング内に階段が設けられたプラン。リビングイン階段ともうい。各居室へ出入りするためには必ずリビングを通る設計なので、家族間のコミュニケーションの機会が多く持てるとされている。蹴込み板を抜いたスケルトンタイプや、らせん階段でリビングの開放感を演出したりデザイン性を高めることもできる。。

  • リフォーム

    補修・修繕、増築、改築など、既存建物に手を加える工事全般をいう。リフォームには大別して老朽化に対する修復工事とライフスタイルにあわせた改築工事がある。

  • 琉球畳(りゅうきゅうだたみ)

    縁が無く、半畳・正方形の畳のこと。元来は沖縄産のイグサで織られた畳のことだが、人気が高まるにつれ、素材に関係なく正方形で縁無しのものが琉球畳とよばれるようになった。リビングの一角に和コーナーとして使用するなど、従来のリビングと和室の一体型プランとは違ったイメージとなる。

  • リロケーション

    転勤などの留守宅を賃貸すること。1992年の借地借家法で「期限付借家権」が創設され、2000年には「定期借家権」が導入されたことで、転勤者は期限付きで自宅を賃貸住宅にすることが可能になった。現在ではリロケーションを専門とする会社もあり、リロケーション市場も拡大している。

  • 隣居

    親子など二つの世帯が隣同士あるいはごく近くに住み合うこと。具体的には、同じ敷地内に2世帯の住宅を建てたり、同じマンションにそれぞれの住戸を購入したりすることを指す。同居と近居の中間的な存在。