不動産・建築用語集

  • ログハウス

    丸太を積み上げて壁を作っていく建物のこと。ログハウスは湿度の調整に優れており、また木の断熱性の高さから夏は涼しくて冬は温かいという特徴がある。防火上の制約があることから、リゾート地で別荘やセカンドハウスとして建築されることが多い。

  • 陸屋根(ろくやね)

    ほとんど傾斜のない平らな屋根のこと。ビルやマンションに用いられることが多く、屋上庭園などを設けることもできる。「陸」とは、水平、平坦を表す用語。

  • 路線価

    地価税や相続税の課税標準になる土地の価格で、国税庁が公示価格や売買実例を参考にして決める。路線ごとに、宅地の価格と同一と認められる土地を指定し、そこの1㎡あたりの評価額が路線価となる。毎年1月1日を評価時点として、8月に発表される。

  • ロフト

    屋根裏部屋のこと。グルニエと似ているが、グルニエが屋根裏を利用した収納スペースのことをさすのに対し、ロフトは天井高を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペースのことをさす。ロフトに上がるための専用のはしごが設置され、物置き・書斎やアトリエ・子供部屋に利用することもできるが、建築基準法上の採光・換気の基準を満たしていないので居室とは認められない。

  • ロールスクリーン

    ビニールコーティングした布地等を巻き上げ、スプリングを内蔵した上部のシャフトに収納する仕組みのカーテンの一種。巻き上げる途中の好みの位置で、止めることもできる。窓に取り付けてカーテンと同様に使ったり、部屋の間仕切りとして天井から吊るすこともできる。

  • ローン

    住宅等の購入者が、その購入資金を、銀行などの金融機関から、長期間の分割返済を条件として借り入れること。公庫融資や年金融資などもこれにあたる。

  • ローン特約

    不動産の購入にあたって、買主が予定していたローンの借り入れが一定期限内に利用できない場合に、売買契約を白紙に戻せることをうたった特約のこと。あらかじめ利用する予定だったローンの種別、金利、手続きの期限などを明らかにした上で、その旨を契約書に盛り込む。特約が適用される場合は、すでに手付金などが支払われていても全額が返還される。