不動産・建築用語集

  • 養生(ようじょう)

    建物や設備の工事中や完成後に、キズや汚れがつかないようシートで覆ったり、工事現場で災害防止のための処理を施すこと。

  • 容積率

    建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合をいう。建築物の規模とその地域の道路等の公共施設の整備状況とのバランスを確保すること等を目的として、都市計画区域内においては、用途地域の種別および前面道路の幅員により、その最高限度が制限されている(建基法52条)。 平成4年の都計法および建基法の改正により、誘導容積制度および容積の適正配分制度が導入され、良好な市街地形成を図るうえで、公共施設の整備状況に応じて、また、メリハリのきいた容積規制により土地の有効・高度利用を図っている。

  • 用途地域

    地域により建築できる建物が制限されているもの。都市計画法によって12種類が定められ、それぞれに建てられる建物の種類・用途・容積率・建ぺい率・規模・日影などが決められている。用途地域は、乱開発から住環境を守り、住居・商業・工業などそれぞれの地域にふさわしい発達を促そうというもので、周辺環境を知る目安になる。また長期的な視野にたって決められているので、将来的な住環境を考える参考にもなる。

  • 浴室暖房乾燥機

    浴室の天井にビルトインされたり、壁に取り付け、浴室内の換気や暖房、浴室内に干した洗濯物の乾燥などを行う。湿気を取り去るため、カビなども発生しにくくなる。冬の入浴前に予備暖房として使ったり、夏の入浴時にのぼせないように風を送ることもできる。

  • 寄棟屋根(よせむねやね)

    4方向の勾配屋根で構成された屋根形式で、大棟の両端に隅棟があるもの。切妻屋根と並び、日本でポピュラーな屋根。寄棟屋根はその形状によって外壁を風雨から守る効果が高まるが、屋根裏の換気口をつけにくい。

  • 予定価格

    予告広告(全住戸の価格が正式に決定する以前にされる広告)で表示される価格のことで、一般的には「予定最多価格帯」として表記される。予定価格であっても広告掲載されたものは販売価格がこれと異なった場合、不当表示となる。