不動産・建築用語集

  • 申込証拠金

    住宅の購入を申し込む時に、購入の意思を表すために払うお金のこと。10万円程度で、売買契約後は購入代金の一部に充当され、契約にいたらなかった場合は返還されるのが一般的。

  • 木構造

    柱・梁・小屋組等構造上主要な部分のほとんどを木質材料(構造用集成材、構造用合板、パーティクルボード等)とした建築構造のこと。骨組みの組立て方からみると、軸組式と壁式に大別される。軸組式の木構造は、柱と梁を用いて骨組みを構成する構造方法であり、代表的なものは、在来木造構造、集成材構造である。壁式の木構造は、壁と床とで構成される構造方法であり、枠組壁工法、パネル式の木質プレハブ構造等に代表される。

  • モジュール

    基本寸法、基準単位のこと。日本建築の「尺(しゃく)」や「間(けん)」もモジュールの一つ。日本では家を建てる時のモジュールを1間(約90センチメートル)とすることが多かったが、最近ではバリアフリー住宅などを中心に1メートル単位を基本寸法とするメーターモジュールを採用されることが増えてきている。

  • 持ち分

    共有関係における共有者の持つ権利、または共有物に対する共有者の部分的な所有権の、共有物全体に対する割合などを指す。例えば「4000万円のマンションを夫が3000万円、妻が1000万円を負担して購入した場合、夫の持ち分は4分の3、妻の持ち分は4分の1」というように使ったり、「管理組合の議決権は、専有部分の持ち分比率に応じて決める」などと使う。

  • モデルハウス・モデルルーム

    不動産業者や住宅メーカーが自社の住宅を住宅展示場や展覧会等に展示したり、分譲地内に建設した戸建住宅やマンションで、販売促進や自社住宅PRとして使用されるものをいう。展示用・PR用に建築・使用される戸建住宅をモデルハウスといい、マンションに限らず戸建住宅において室内を重点にした住宅展示やPR用に設計建築された部屋をモデルルームとよんでいる。

  • 盛土(もりど)

    斜面地などを造成して宅地にする際に、土を盛って水平な敷地を作ること。宅地造成の際には土地を削って造成する「切土」(きりど)と、土を盛って造成する「盛土」、その両方を同時に行う造成方法がある。もとの地盤と盛土部分の境目は、地盤の堅さに差が出て不同沈下しやすいので対策が必要。