不動産・建築用語集

  • ナイトテーブル

    ベッドの脇に置く小さなテーブルのこと。スタンド照明や目覚まし時計などを置く。

  • 中廊下

    廊下の両側に部屋の出入り口がある廊下をいう。集合住宅で、1つの廊下をはさんで左右に住戸が配置される形式を「中廊下式集合住宅」という。中廊下は、プライバシー確保やセキュリティの面で優れているが、廊下側に面する部屋の採光や通風は期待できない。

  • 長押(なげし)

    和風建築で、鴨居(かもい)の上に取り付ける横木のこと。本来は、柱を固定するための構造材だったが、今では和室を装飾する造作として付けられる。鴨居の上部に取り付ける、内法長押(うちのりなげし)をさすのが一般的だが、柱の最下部に取り付ける地覆長押(じふくなげし)、窓の下に取り付ける腰長押、回り縁の真下につける天井長押などがある。

  • 納戸

    室内にある部屋状の収納スペースのこと。不動産広告などで「納戸」と表示してある場合、建築基準法で定められた居室の基準に、採光や通風などの面で当てはまらないことから、納戸とする場合が多い。「サービスルーム」「スペアルーム」「多目的ルーム」「フリールーム」などと表示してある場合も納戸と同義だが、洋室としての内装を施している場合もある。

  • 難燃材料

    もともと燃えやすい木やプラスチック等に特殊な薬剤を加えたり、あるいは金属板で覆うなどして燃えにくくした材料のことで、準不燃材料に準ずる防火性能を有するものである。火災初期の燃焼が小さく、人名に影響を与え避難を妨げるような大量の煙やガスの発生、防火上有害なひびわれ、溶融、変形等がほとんど生じない材料である。準不燃材料等と同様に、建設大臣による認定が行われている。難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板等が、認定を受けた代表的な材料である。