不動産・建築用語集

  • ワイドスパン

    住宅においては、間口が広い間取りのことをいう。ワイドスパンの住戸は、日当たりのよい面や部屋を多く取れ、居住性能が高い。70平米程度の3LDKで、窓のある面の横幅が7~8m以上あればワイドスパンといえる。

  • ワイドバルコニー

    一般的には1.5mほどの奥行き(出幅)を、2m前後まで広げたバルコニーのこと。通路が広くとれ洗濯物をゆったりと干すことができる。またプランターを飾ったりガーデンチェアなどを置けば、快適なアウトドアリビングにもなる。

  • 分かれ

    不動産売買の媒介報酬(仲介手数料)の配分を表す不動産業界の用語。報酬の配分は売却を依頼された元付け業者が、買い手を探す客付け業者へ示すケースが一般的。その際「分かれ」とあれば元付け業者は売主から、客付け業者は買主からそれぞれ媒介報酬を受領することになる。

  • 枠組壁工法(わくぐみかべこうほう)

    木材でつくった枠(わく)に、構造用合板等を釘で打ち付けて、壁・床・屋根を形成する工法。壁そのものが垂直方向と水平方向の強度を持つ点に最大の特徴がある。本来は北米で生まれた工法だが、わが国では昭和49年の建設省告示により自由に建築できるようになった。「ツーバイフォー工法(2×4工法)」と呼ばれることもある。

  • ワークトップ

    キッチンのフロアキャビネットの上に取り付けられた作業台のこと。天板ともいう。素材としては水や火、汚れに強く耐久性のあるステンレス・人造大理石・メラミン化粧版などが使用されている。天板、シンク、コンロとの配列によって、I型・L型・U型・アイランド型などがある。

  • ワンルームマンション

    専有面積が20㎡ 程度で、洋室とユニットバス、小さなキッチンがコンパクトに設置してあるマンションのこと。単身者用の住宅、小さな事務所などに使われる。